キルギス南部の中心都市オシでは11日未明、キルギス人とウズベク人のいさかいが大規模な騒乱に発展。4月のクーデターで成立した臨時政府は夜間の外出禁止や軍部隊の投入など厳しい措置を講じているものの、隣接のジャラル・アバド州では14日も軍部隊と暴徒化した住民との間で戦闘が続いた。保健省の発表によると、犠牲者は合計で124人に上った。
ロシア安保会議のパトルシェフ書記はモスクワ会合で、安定化に向けた臨時政府の措置が不十分である点に遺憾の意を示した。また終了後の会見では、各国から「あらゆる手段を否定せず、情勢に応じて適用していく」との考えが表明されたことを明らかにした。作成した具体的な対応策を各国首脳に報告する。
一方、ニュース・ルーによると、14日から各地でキルギス、ウズベク両コミュニティーの長老による和平交渉が行われた。臨時政府のニヤゾフ報道官は、一連の会合で今回の事件に関して反政府勢力や武装集団の関与を疑う声が上がった点を指摘した。ジャラル・アバドではウズベク人側が自陣営の指導者カディジャン・バティロフ氏の煽動活動に関して謝罪する意志を示し、捜査の開始でも合意したことで事態が沈静化に向かい始めている模様。
ノーヴォスチ通信によると、当局はオシの騒乱を煽動した疑いのある約10人を拘束、ジャラル・アバドでも計画犯とみられる政治家の身柄を確保した。
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