ロシアのスクルィンニク農相は23日、ウラル以西を襲っている旱魃の被災面積が全国で1000万ヘクタールに達したことを明らかにした。ノーヴォスチ通信が22日報じた。
これまで発表されていた950万ヘクタールから50万ヘクタールの増加。4800万ヘクタールに上る耕地面積全体の2割以上に被害が及んだことになる。83構成体(都道府県に相当)のうち23箇所で非常事態宣言が出ている。
大臣によると、家畜用飼料は年間消費7700万トンの1割弱に当たる700万トンが不足しているが、余剰地域からの供給で補填できる見通しとのこと。900万頭いる雌牛のうち390万頭は旱魃の被害地域で飼育されており、頭数減少に懸念を示した。豚や鶏への影響はほとんどないとのこと。
政府は23日、地域の代表を招いて会合を開催。地域からは穀物市場への介入ではなく、固定価格での個別供給という形で地域を支えるべきとの意見が相次いだ。政府は8月4日にも介入を開始する予定だが、スクルィンニク氏はズプコフ第1副首相や地方の意見を訊いてずらす可能性も示唆した。
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