ロシア経済発展省のクレパチ次官は24日、国内で深刻化している旱魃によりGDP(国内総生産)成長率が0.7~0.8ポイント押し下げられるとの見通しを明らかにした。タス通信が報じた。
同国西部では記録的な猛暑により旱魃が広がり、政府は穀物収穫量予測を当初の9700万トンから最悪6000万トンまで下方修正。15日から禁輸を導入している。
クレパチ氏によると、旱魃が直接の要因となる下落は0.4~0.5ポイントで、最終的に0.7~0.8ポイントに達するという。最終的な数値は収穫実績と来期の播種の見通しが明らかになる11月までは確定できないとのこと。ただ、通年の経済成長は予測を上回る4.7%となる可能性が高いという。
またインフレについては具体的な数字を挙げなかったものの、旱魃の影響はそれほど大きくはならないとした。7%は超えるものの、昨年の8.8%は上回らない範囲となる。
7月の経済成長率は、2.5%となり、年初から7カ月では3.8%となった。前月比季節調整済みの数字では、0.3%減。鉱工業生産が0.8%、建設が2.5%、農業が3.3%それぞれマイナス(いずれも季節調整済み)となったのが主な要因。
ロシアの昨年の経済成長率はマイナス7.9%。今年は第1四半期が5.2%、第2四半期が2.9%、上半期が4.2%それぞれプラスだった。
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