中央アジアのトルクメニスタンは30日、アフガニスタンとの間でパキスタンとインドを含めた4カ国を通る天然ガス・パイプラインの建設で基本合意した。コメルサント紙が1日報じた。
パイプラインはカスピ海沿岸のトルクメンから南東のトルクメニスタン、さらに南東のパキスタンを通りインドに至るもので、全長は1680キロ。米国主導で95年から交渉が始まったものの、内戦とその後のアフガン戦争で中断し、08年に4カ国が揃う形で参加の意向を確認したことにより再始動した。
今回アフガンの首都カブールで結ばれた2カ国政府間合意は初めて具体的な内容に踏み込んだもので、ガスの計画輸送量を年間330億㎥、最終地点のインドへの輸送量を170~180億㎥とした。年内にも着工し、15年の稼動を目指す。トルクメンはパキスタン、インドへも近く代表団を送り、同様の協定を結ぶという。
トルクメンのベルディムハメドフ大統領は翌日、パキスタンのザルダリ大統領と会談し、アシハバードでの4カ国首脳会談を12月に開催したい考えを伝えた。先週行われたカルザイ大統領との電話会談では、9月の国連総会で顔を合わせ、同問題を協議することで一致しており、実現に向けた首脳レベルの動きが活発化していくとみられる。
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