独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のヴィンターコルン会長は2日、ロシアのプーチン首相と会談したなかで、同国内での生産規模を拡大する方針を明らかにした。インターファクス通信が報じた。
VWはモスクワ南西のカルーガで07年に自社工場を稼動させ、昨年は傘下のアウディやシュコダも含め約4万8500台を生産。計画では15万台まで増産する。
同会長は会談で、17~18年までにロシア市場で年間36万台の販売を目指す考えを明らかにし、「現行の能力は不十分」と生産拠点の拡大に言及した。具体的には、中期的な目標としてロシア商用車最大手「ガズ」(本社ニジニノヴゴロド)の工場利用、長期的な目標としてカルーガ第2工場の建設を挙げた。今回の訪問で協議するという。
プーチン首相は先月末、外国新車・中古車への段階的な関税引き上げにより、各国メーカーのロシアでの現地生産を促す方針を明らかにし、「WTO(世界貿易機関)にも加盟していないし、(引き上げは)可能だ」と述べていた。その後ペスコフ報道官は、具体的な引き上げの計画ではなく、あくまで産業政策の原則と補足している。
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