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世界16カ国の宇宙計画

特集: 宇宙関連 (42 記事)
 
15.03.2011, 18:05
© vandango / flickr.com
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 ユーリー・ガガーリンが人類初の宇宙飛行を成し遂げてから今年で50年となる。

 この記念日は軌道でも祝われる。この日に向けて、国際宇宙ステーション(ISS)の第27次長期滞在クルーのキャスリン・コールマン(米)、パオロ・ネスポリ(伊)、ドミトリー・コンドラティェフ(露)の各飛行士が現在、準備している。

 人類最初の宇宙飛行士ガガーリンが1961年に宇宙船「ヴォストーク」で飛行した時間は108分。現在ISSでは、およそ半年にわたって長期滞在クルーが生活し活動している。現在のISSの規模は、サッカー場に相当する。ISSには、米国のモジュール7つ、ロシアのモジュールが5つ、欧州の実験棟、日本の実験棟「きぼう」が連結している。

 壮大なISS計画は、世界16カ国の専門家たちを結束させ、国際協力におけるもっとも輝かしい例の一つとなった。ISSの飛行管理は、ロシア・モスクワ郊外の町コロリョフにある飛行管制センターと、米テキサス州ヒューストンにある宇宙センターの2箇所で行われている。両センターには、常に他の国々の専門家たちが滞在している。

 これまでISSには約200人の世界各国の宇宙飛行士たちが滞在した。ロシアは10年末、宇宙研究に関するパートナー国に対し、ISSを基盤として、地球周辺の軌道よりさらに遠くへ飛行するための機器を製造するよう提案した。現在は夢物語のように思われるこの提案は、各国の支持を得た。ISSは数年後、宇宙機器の組立工場となり、主要な宇宙の港となる可能性がある。

 ロシア、カナダ、欧州、日本、米国の宇宙機関の機関長たちは、ISSの運用を20年まで延長することについて、何ら技術的制約はないとの結論に達した。宇宙開発は現在、全ての国の尽力を結集することを必要としている。ロシア連邦宇宙庁「ロスコスモス」のペルミノフ長官は、宇宙戦争はずいぶん前に終結したとの確信を示している。

 宇宙分野における国際協力の枠は、さらに拡大している。将来の宇宙飛行学は、太陽系の惑星で天然資源の採掘や開発をするためのオートメーション化された産業複合体となる。ここには、宇宙産業の動力源となる発電所が含まれ、地球へも電力を供給するほか、人工的な環境システムを持った国際宇宙ステーションとなり、宇宙での生産活動を管理する人々が暮らすことができる。

 産業生産が地球から宇宙へと移った結果、地球の自然環境は本来の姿を取り戻し、浄化されるだろう。地球の将来は国際協力にかかっている。

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