ソチ・オリンピックに向けての準備が本格化している。最近では、ソチへの170キロにおよぶガスパイプラインが開通し、25万人にガスを供給するほか、黒海沿岸のサナトリウムは24時間体制で稼動することが可能になった。
また新しい自動車道路および鉄道の建設も進んでいる。建設側は、重要なのはその総距離ではなく、特殊な地形に合わせた建設を行うことだと述べている。オリンピック開催までに、連邦道路の修復のために25億ドル以上が割り当てられることになっている。
すでに今年の秋には、スタジアムや宿泊施設、娯楽施設などが完成する見通しであるほか、ソチで多くの施設を建設しているガスプロムは、スキー・バイアスロン競技場を完成させることを予定している。
ソチにおける各施設の建設では、身体障害者の人々でも快適に過ごせるようなバリアフリー対策に重点が置かれている。ソチ・パラリンピックまで1000日となった11日には、若者たちが街のあちらこちらにスロープや手すりをつけるという活動に参加し、バリアフリーへの意識を促した。
オリンピックの金メダリストでもあり、現在ロシア議会下院(国家会議)で副議長を務めるスベトラーナ・ジューロワ議員は次のように指摘している。
―これはロシアにとっては新しいことで、このようなグローバルなレベルでのオリンピックを主催するのは初めてのことです。たった3年前には、スポーツ関連施設をバリアフリーにしようなどという考えは特になかったのです。それがオリンピックやパラリンピックを主催するということになって、考え方が変わりました。今となってはロシアで建設される施設は、身体障害者にとっても快適なものとなるように設計されることが明確になっています。
ソチ・オリンピック組織委員会の発表では、建設準備が予定通り進んでおり、さらには計画を超えるペースであることが指摘されている。すべての関連施設が予定通り完成することに、疑いを挟む余地はない。
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