2012 5月 6 , 13:56

大統領就任を目の前にして

大統領就任を目の前にして

   ウラジーミル・プーチン氏は7日、正式に大統領に就任する。就任式への準備はほぼ整っている。就任式には政治エリートやビジネスエリートなどのほかに、海外からの来賓も参加する。

   専門家らは今週、いままで4年間のメドヴェージェフ=プーチン・タンデム体制の成果を振り返っている。ロシアでは政治的安定を維持することができたほか、経済的な成長も保つことができた。

   メドヴェージェフ大統領は国務院で自らの大統領任期を総括する演壇に立ち、主な成果として経済危機の状況下で市民の生活を守ったことだと述べている。

   -我々は国民が大量に貧困化することを許さなかった。そして世界的な不況のなか、何万人という家族の生活水準を引き上げるよう努力している。今年、インフレ率はロシア連邦となってから最も低い4%にとどまった。これはさらに引き下げていく必要がある。今年第一四半期の失業率は約6.5%だった。一方の経済成長の平均テンポは4%前後で安定している。これは世界の大国の中でも誇れる結果だと思う。

   一方のプーチン首相は2日、政府の金融会合を開き、ポストについていた人々に感謝の気持ちを述べた。

   -1998年の時のようなショックを繰り返さなかった。それは大部分あなた方の業績だ。政府により提案された危機対策プランは効果的だった。ほかの国で見られたような無秩序はロシアでは見られなかった。ほかの国が社会保障費を削減するなかで、ロシアは反対にそれを増額した。また保健および教育の分野でも大規模プログラムを開始した。

   知られているように、プーチン首相は次期首相ポストにメドヴェージェフ氏を推薦している。5月中にも新しい政府メンバーが決まる見通しだ。政治観測センターのドミトリー・アブザロフ専門家は次のように述べている。

   -ロシアにはテクノクラート的な首相や大統領の肩代わりをするような強力な首相がいましたが、2008年から情況は大きく変わりました。大臣や副首相の権限が強化されたのです。大統領、大統領府、首相、政府の間での権力分配が行われました。その意味で、政府の経済社会的作業はユニークなものです。

   プーチン氏の大統領就任式は7日に行われ、その様子は全国に生中継される。

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