2012 5月 8 , 22:20

国際赤十字「シリアでの暴力行為は内戦と認定可能」

国際赤十字「シリアでの暴力行為は内戦と認定可能」

  シリア国内の若干の地区での政府軍と武装在野勢力との戦いは、局地的内戦と言ってよいほど激しいものだった。8日赤十字国際委員会(ICRC)のヤコブ・ケレンバーガー委員長は、ジュネーブでこのように述べた。

 委員長は、ロイター通信記者に対し「ホムスの状況は今年初め、そうしたものだった。一方つい最近は、シリア北部のイドリブがそうだった」とし次のようにつづけた―

 「赤十字国際委員会は『非国際的軍事紛争』定義のため、政府軍との戦いにおける戦闘員らの組織レベルや集中度、継続性といった基準を用いている。戦いは局地的内戦と呼べるほどに激しいが、ホムスやあるいはイドリブの状況が、シリア全土に広がることはおそらくないのではないか。

 シリア当局との間で、今月14日から23日まで同国北部の中心都市アレッポの中央刑務所を視察することで合意を見た。

 4月12日に停戦は決まったが、それは不安定なもので、シリアの国内状況が心配だ。同国に一日も早く、国連監視団が置かれるよう希望する。」

  なお、この発言の前日、国連の潘基文事務総長は「シリアにおける国連監視団の形成は、6月中に完全に完了する」と伝えた。

  ロイター

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