1月 12 , 17:27

マクシム・コフトゥン:全ては計画通り

マクシム・コフトゥン:全ては計画通り

ソチオリンピックを前に開かれたフィギュアスケートのロシア選手権では、18歳のマクシム・コフトゥン選手が優勝し、大きなセンセーションを巻き起こした。なぜならコフトゥン選手は、2006年のオリンピック金メダリストで、15年にわたってロシア国内では負けなしだったエヴゲーニー・プリュシェンコ選手に勝ったからだ。そしてコフトゥン選手は、ソチ冬季オリンピックの有力候補の一人となった。フィギュアスケートのソチ五輪代表選手は、欧州選手権終了後の1月後半に発表される。

1年前に開かれたロシア選手権終了後、コフトゥン選手は、専門家ならびにフィギュアスケートのファンたちから大きな注目を浴びた。ウラルの町エカテリンブルグ出身のコフトゥン選手は、昨年のロシア選手権で5位に入賞した。そしてロシアフィギュアスケート連盟の指導者協議会は、コフトゥン選手を欧州選手権ロシア代表選手に加えた。ロシアフィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシコフ会長は、「選択が正しかったことが証明された」と指摘し、次のように語っている。

「コフトゥン選手はよくやりました。彼がこの1年間で成し遂げたことは大きな一歩どころではなく、大きな飛躍です。今後も、コフトゥン選手のさらなる飛躍に期待しています。コフトゥン選手は、素晴らしいスポーツ選手です。まだ経験が浅いことは分かっています。ですがコフトゥン選手は1年前、まだジュニアグランプリファイナルに出場していたのです。ですから、彼はよくやったと思います。私は彼の活躍を嬉しく思っています。コフトゥン選手は、自分の持ち味を発揮し、技術を見せつけました。経験は足りませんが、経験は試合に出場するたびに増えてゆくものです。」

 コフトゥン選手は昨シーズンの欧州選手権で、ロシア人選手の中で最高の5位に入賞した。コフトゥン選手はフリースケーティングで、唯一ノーミスで演技した選手となった。なおその際、4回転ジャンプを2回成功させている。若いコフトゥン選手は、リンクの上で気を失いそうになるほど、全身全霊で演技したという。コフトゥン選手のトレーナーを務めるエレーナ・ブヤノワ氏は、今シーズンに向けてたくさんのトレーニングを積んだと述べ、次のように語っている。

「コフトゥン選手はこの夏、非常に多くのトレーニングを積みました。私たちはたくさんクロスカントリーをし、たくさん練習しました。彼にとってはとても辛いものでした。私は初め心配しましたが、その後、彼ならできると確信しました。そして、コフトゥン選手は、耐え抜きました。彼は自分自身を克服したのです。コフトゥン選手は夏の合宿を非常に恐れていました。最後は、自分が成し遂げたことが信じられなかったほどでした。」

 ハードなトレーニングの結果はすぐに表れた。コフトゥン選手は今シーズンのグランプリシリーズで、2個の金メダルを獲得した。今シーズン、コフトゥン選手はショートプログラムとフリーで4回転ジャンプを合わせて5回プログラムに入れた世界で唯一の選手だ。

 コフトゥン選手は、1月中旬にハンガリーのブダペストで開かれる欧州選手権に、ロシアのエースとして出場する。今夏、コフトゥン選手は今シーズンの目標を立てた。グランプリシリーズでは、1-2位、グランプリファイナルでは3-5位、ロシア選手権では1-2位、欧州選手権とソチオリンピックでは、1-5位という目標を立てたという。これまでのところ、全ての目標が達成されている。今後も、全てが計画通り進む可能性がある。コフトゥン選手の活躍に期待される。

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