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論争点は何か?
南クリル諸島の返還は、日本にとって国家の威信をかけた問題だが、ロシアにとってその維持は、国家安全保障の要となる。
ロシアと日本の領土紛争の対象となっているのは、クリル諸島南部の総面積8,549平方キロメートルに上る島々だ。それは大クリル列島のイトゥルプ島(6,720㎢)とクナシル島(1,550㎢)、および小クリル列島のシコタン島(182㎢)とプロースキエ諸島(日本名:歯舞諸島、97㎢)だ。プロースキエ諸島は、ポロンスコヴォ(タラク)島、ゼリョーニイ(シボツ)島、ユーリー(ユリ)島、タンフィリエワ(スイセ)島、アヌチナ(アキユリ)島、ストロジェヴォイ(モイセ)島、シグナーリニイ(カイガラ)島、リフォヴィイ(オドケ)島、ジョミナ(ハルカリモセリ)島からなっている。
島々は非常に美しい自然環境に恵まれている。周辺海域は豊かな生物資源をはぐくんでおり、アザラシやラッコ、シャチ、トドなども生息している。また、魚、カニ、軟体類、イカ、甲殻類、ナマコ、ウニ、昆布、クジラなどの漁業資源も豊富だ。
ほかにも南クリル諸島およびその周辺には、鉱石や有色金属、水銀、天然ガス、石油などの資源が確認されている。イトゥルプ島にあるクドリャーヴィイ火山付近には、世界で唯一のレニウム田がある。 more...
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